芝生のお手入れはこまめに
ガーデニングでお庭に芝生を敷いている場合も多いと思いますが、お手入れ方法にお困りの方も多いのではないでしょうか。
芝生を育てるには、日差しが十分である事がもっとも大切で、あとは適度の水やりで元気に育つと思います。
芝生はとても丈夫なので春夏の季節はぐんぐん伸びてきます。2〜3週間に1度くらいの頻度で芝刈りをしましょう。塀のキワなど芝刈り機で刈れない部分はハサミでカットすると綺麗に仕上がりますよ。
見た目がきれいな芝生にするには、芝以外他の植物を生やさないよう手入れすることも大切です。芝生には雑草が生えやすいですので、こまめに雑草を抜き、きれいな芝生を保ちましょう。
もしも芝を植えたい場所が日陰だとしても心配ありません。芝生は本来日向で育てるのですが、芝の種類によっては日陰でも育つ物がありますので、そういった品種を選ぶと良いと思います。また、水を与えるといっても与えすぎは逆効果になりますので、気をつけましょう。
芝の種類
イネ科植物である芝は、春と秋に元気な寒地型と、夏に元気な暖地型とに分かれます。
暖地型にはコウライシバ、ノシバ、バミューダグラスなどがあり、寒地型にはライグラス類、ブルーグラス類、ベントクラス類などがあります。
暖地型の芝は冬に冬眠し、寒地型の芝は夏に生育が衰えます。
暖地型芝
・コウライシバ
葉幅1.2〜3.9mm。密度の高い芝生で、庭園などに利用されます。
・ノシバ
葉は粗剛で、幅4mm以上です。比較的密度の低い芝生になります。
・バミューダグラス類
暖地型芝の代表格ですが、日本での知名度はやや低いようです。甲子園に使われているティフトンシバはこの仲間です。
寒地型芝
・ライグラス類
ペレニアルライグラス(多年草)とイタリアンライグラス(一年草)などがあります。
・ブルーグラス類
代表種のケンタッキーブルーグラスなどは、日本の寒冷地の芝として使われています。
・ベントグラス類
葉が細く柔軟で、最も美しい芝といわれています。刈り込みに強く、ゴルフ場などでも使われています。